記事の文字数はアフィリエイトサイト運営にどのような影響をおよぼすのでしょうか?記事数は多ければ多いほどよいのか。それとも文字数はアフィリエイト収入と直接的な関係はないのか。今回は記事の文字数についてのお話しです。
文字数とGoogle検索表示ランキングの関係
さまざまなサイトがあの手この手でGoogle検索で上位表示を狙っている昨今。ときおり話題にあがるのが記事の文字数と検索順位の関係です。アフィリエイトサイト運営者も、あるキーワードでの検索結果でサイトが上位表示されたほうがよいに決まっています。上位表示されれば、オーガニック検索からユーザーは引っ張ってこれますし、ユーザーを呼び込めればそれだけアフィリエイトで稼げる可能性もアップ。
本記事の本題である記事の文字数の話をしましょう。アフィリエイターにとって死活問題の検索順位ですが、記事の文字数と検索順位にそもそも関係性はあるのでしょうか。結論からいうと文字数が多いからといって検索順位の上位に表示されるわけではありません。Googleはサイトに使用されているタグ、被リンク数、ユーザーに役立つ記事かどうか、などを基準に順位を決定しています。文字数が検索順位の上位表示の決め手になるという証拠は、今のところ見つかっていないのです。
では文字数が短い記事ばかりでよいのか
ではアフィリエイターは文字数の少ない記事を量産して、商品・サービスをガンガン紹介すればよいのでしょうか?実はそうとも言いきれません。文字数が少ない記事で商品を紹介しようと思えば、嫌でも「宣伝臭」がでてしまいます。ユーザーは不信感や押し売りの気配を察知すると、すぐにサイトを離脱してしまうため、文字数が少ない紹介記事で稼ぐことは難しいでしょう。
ではアフィリエイターはどのような記事を書くべきなのでしょうか?
記事の質を上げようと思えば自然と文字数も増える
最近のGoogleアップデートに象徴されるように、これから最も重視されるべきなのは記事の質です。ユーザーに役立つ記事かどうか。オリジナルのコンテンツかどうか。Googleがサイト評価において1番重きを置いているこれらの基準を満たす努力をしましょう。
記事の質を上げようと、専門性の高い記事や詳細な記事を書こうと思えば、自然と文字数は増えるものです。そして質が上がれば上がるほど、検索順位も上がっていきます。明確に「○○ワード以上だと上位表示されやすい」という基準はありませんが、ユーザーに役に立つことを書いていれば、自然とそれなりのボリュームに膨らむでしょう。
アフィリエイトサイト運営者がするべきことは、無理に文字数を増やす努力をするのでもなく、文字数を減らしてラクをすることでもありません。質の高い記事を書く。それ1点なのです。