なぜアクセスデータの計測が必要なのかを一度整理してみよう!
もしあなたの月間目標報酬額が10万円の場合、紹介している広告の平均成果報酬が2,000円であれば最低でも50件の成果発生が必要になります。そこで、この50件を獲得するための指標が先程のアクセスデータとなってきます。
仮に前月の月間ユニークユーザー数が2,500件で50件の成果が発生していた場合、1件の成果発生のためには50件のユニークユーザーによる流入が必要と仮定できます。もし今月のユニークユーザー数が2,000件の場合、目標を達成するにはあと500件のユニークユーザーの流入が足りていないため、ページを新たに作成する・メルマガを配信する・広告を出すなど流入元を増やすための施策が必要と判断出来るようになります。目的達成のための数値的な指標としてこういったアクセスデータは何よりも使い勝手の良いデータとなるため、上位アフィリエイターはアクセス解析を上手に利用しています。
アフィリエイトサイトの運営に必要なアクセスデータとは?
Google Analyticsでは、多くのアクセス解析データが取得できますが、その全てが必要というわけではありません。一般的なアフィリエイトサイトでは、最低でも以下の種類のアクセスデータの定点観測が必要と言われています。
- ユーザー数
- ページ/セッション
- ページビュー数
直帰率
まず現状の数値を成果発生件数で割り、1件の成果に対してどの程度の数値が必要なのかという指標を決めて活用してみましょう!
※アフィリエイトの場合、キーワードや広告の誘導率(CTR)やEPC等の指標も重要ですが、今回はGoogle Analyticsによる集計が容易に可能なもののみを対象とします・
Google Analyticsの必要なデータだけを自動で取得して目標を達成しよう!
いくら定点観測が必要とは言え、Google Analyticsのデータを毎日ログインして見に行くなんて時間の無駄です!上位アフィリエイターが実践する超簡単で今日からできるアクセスデータの計数管理術をご紹介致します!
(1)まずGoogle Analyticsにアクセスし、ユーザーサマリーのダッシュボード画面で「メール」をクリック。
(2)次に送信設定画面で以下の画像の通りレポート配信を設定。
たったこれだけで毎日レポートが届くので嫌でもレポート定点観測する事が出来ます!
※ユーザーサマリーに欲しいデータの指標がない場合は、マイレポートで好きな指標を設定して同じ手順でレポートの配信が可能です。
アクセス解析で指標を定点観測するメリットとは?
アクセス解析でユーザー数やセッション数等の指標を毎日確認するメリットは、数値の変化に敏感になり変化に気が付きやすくなるという点が挙げられます。WEBサイトの運営で成功するためには、株や為替の世界と同じように一定の基準に対して少しでもプラスやマイナスな変化があると何かしらのアクションを起こす事を求められます。
そのため、上位のアフィリエイトサイトの運営者は、今日うまく行っていても何かしらの変化であっという間に順位が転落したり本来得られた利益を取りこぼしてしまったりしない様にアクセスの指標を重要視する方が多いそうです。
アフィリエイトで成功するためには、何となく運営してうまく行ったという方もおられますが、大半は数値的な指標を重要視しながらもこういった効率的な情報分析を行っている方が殆どと言われています。もしこれからアフィリエイトを始めようという方やアフィリエイトサイトを運営しているが中々成果に結びついていないという方は、まず指標設定から始めてみてはいかがでしょうか?