2月3日、Googleは日本語検索エンジンに対する異例のアップデートを発表しました。Google ウェブマスター向け公式ブログによると、今回のアップデートで、質の低い記事を量産して検索エンジン上位表示を狙うサイトの順位がダウンしたとのことです。
そもそもの原因はキュレーションメディアをめぐる一連の騒動
言わずもがな今回のアップデートは、昨年の11月から問題が噴出したキュレーションメディアに対して行われたもの。WelqやMerryといったキュレーションメディアは、信憑性の低い記事を安価で雇ったライターに大量に書かせ、検索エンジンの上位表示を独占していました。さらに写真や文章の無断転載も日常的に行われていたことから、各界から批判が多数よせられ多くのキュレーションメディアが閉鎖。
「キュレーションサイトのような質の低いサイトが上位に表示されるのはユーザーの利益を損ねている」と判断したGoogleは、質の低いサイトの順位を下げるアップデートを適用したのです。
今回のアップデートでアフィリエイターはどんな影響を受けるか
キュレーションサイトを一掃する今回のアップデートですが、キュレーションメディアに限らず「質の低いサイト」も淘汰されていくことが予想されます。アフィリエイターにも直接影響を及ぼすことは想像に難くありませんが、今後同サイト運営をいていけばよいのでしょうか。
Google ウェブマスター向け公式ブログの公式発表を再度チェックしてみましょう。
ユーザーに有用で信頼できる情報を提供することよりも、検索結果のより上位に自ページを表示させることに主眼を置く、品質の低いサイトの順位が下がります。
ブログアフィリエイト、サイトアフィリエイトに限らず、ユーザーに有益な情報をもたらすオリジナルのコンテンツを作ることは鉄則です。これまでユーザーの利益になる情報提供を通してアフィリエイトをしていた方は、問題はありません。質の低い情報で埋めつくされたサイトを運営していても、検索結果の上位に表示されることはありませんし、検索結果順位が低いとアフィリエイトで稼ぐことも夢のまた夢。ユーザー全体の利益のため、アフィリエイトで副収入を稼ぐためにも、オリジナリティにあふれた質の高いコンテンツを作っていきたいですね。